そして、なくなる……

　何のタイトルだよ、これは……（笑）

　今日、九時頃から近所の公園をジョギングしにいきました。

　二キロとちょとぐらいかな？　Podcastで『学問のススメ』という番組を聞きながらだったので、ゆっくりと景色を眺めながら走れて楽しかったです。

　

　でも、眺めてるといいことと、悲しいことがありました。

　

　いいことは、春の発見ですね。やっぱり。公園までの道で、畑を通るところがあるのですが、そこでは、ムラサキハナナが咲いていました。ムラサキハナナは、アブラナ科の花で、まぁ、菜の花の紫版？　植物園に菜の花畑とムラサキハナナ畑があるのですが、そこのムラサキハナナは、堂々としています。心なしか大きいし。でも、この畑のムラサキハナナは小さくて、初めはスミレかなにかだと思っていました。畑にスミレはあんまりないけど（汗）

　この花を見ると春だなぁと思いますね。

　レンゲと同じように、畑の肥やしにするために春に植えるところが多いのですが、肥やしとかあんまり僕には関係ないから、ただ、その畑の持ち主さんが植えてくれて、そして、きれいに咲いてくれてうれしい限りです。

　公園についてから一番最初に会ったのは、モクレンですね。白いモクレンなので、初めは雪かティッシュか？　なんてモクレンに失礼なことを思ってました（笑）

　僕が部屋に閉じこもっているときから咲いていたのか、下の道はだいぶ花びらが落ちていました。でも、そんなことは関係ないかのように、たくさんのモクレンが咲いていて、びっくりしました。

　ほかにもたくさんの動物や植物と会いました。

　とても良い気分転換になって良かったです。

　悲しいことは、帰り道に目に入りました。

　出発するときには気がつかなかったのですが、近所の団地の小さな公園の遊具が撤去されていたことです。二カ所そのような公園を見つけました。母に聞くと、遊具への落書きが酷くて撤去したそうです。

　僕がその公園で遊んでいるときにも落書きはありました。でも、小さな絵が書いてあたり、相合い傘が書いてあったりする程度だったんじゃないかと思います。僕は行かなくなって聞いた話なのですが、馬鹿、アホ、死ね、うざい等の言葉。下品なこと。『○○小の△△が××の小の□□のことを好き』など名前も込みで書いてあったり、酷いものだったそうです。管理人さんが消してもまたすぐ書かれるし、そのような言葉は、公園で純粋に遊んでいる小さな子どもに悪影響だ、ということで結果、遊具の撤去……

　

　たしかに、そんな落書きは見たくないし、消してる管理人さんも辛かったと思います。

　でも、遊具を撤去してしまえば、子ども達はどこで遊ぶのかという問題は重視されなかったのでしょうか。

　子どもは遊ぶことによってたくさん吸収します。遊ぶことによって、エネルギーを発散します。たくさん吸収、発散して、ぐっすり寝て成長するのが良いと思います。小さな公園の小さな遊具では、その欲求は満たされないかもしれません。でも、ないよりかはマシだと思います。上ったり、滑ったりすることは、ただ砂場の上の走ることより、絶対的にいろいろな筋肉も動くし、脳にも刺激されます。その点では、これから、遊び盛りの子どもにどのような遊び場を与えられるかは、考えてかなければならないと思います。

　もう一つ忘れてはいけないのが、書いた子ども達への配慮です。

　落書きをした子どもは、はっきり言って、バレたら大人達にこっぴどく叱られるでしょう。でも、誰も「誰かが傷つくような落書きをするほど、なにかイライラすることがあるのか」と優しく聞く人はいない、と思います。そして、そのイライラの源をなくせば、その子達は落書きをしないでいれたかもしれない、というのを、一つの推理として考えてくれる人が、いなかったのでしょう。

　もし、イライラの源がある子どもが落書きをしたなら、遊具を撤去しても、違うどこかに、落書きをすることは、考えられないことではありません。

　遊具がなくなって、遊具には落書きできない。というのは、大人が、これ以上子どもと関わりたくない。と言っているようにさえ思えます。個人的にね。

　久々に外に出かけると、今まで何年も住んでいた風景が、変わっていく様に気づきやすくなりました。少しずつの変化は毎日見てると気がつかないものもあるからこそ、受験で家に閉じこもるのも、悪くないと思いました。

　さて、昼ご飯食べて、勉強して、合唱団に行ってみよう。

　受験が終わってからの方が、変なプレッシャーなくなって、勉強（というか研究？）がはかどります（笑）　

　受験勉強って、受験に関係ないことで時間を使いたくなくなるから、興味ので来たことを辞書でひくこともおっくうになるんですよね。

　辞書をひいたり、PCで調べたり、楽しい勉強をしまくってきます＾＾