最近ねえ…… [独り言]
最近、ふと、思うことがあるのですよ。 文学の世界は、もう、死んでいるのではないか?って。
暗そうな話題ですみません。だってそうなんですもん。
ちなみにいうと音楽もですよ。
こんなん書いたらブーイングされそうですが、思っちゃうので、ごめんなさい。
最近、たくさん小説がでまわったりして、表紙も可愛く華やかになってきていますよね。
それで、本が売れるなら作家なら誰でもしたいでしょう。
ジャケ買い狙いも作戦としては悪くないと思います。でも、中身がないと意味が無いと僕は思うんですよね。
最近の小説、絵本、短歌、音楽は中身が薄くなってきているように思えるのです。
僕も、そんなにいい作品をのこしているのか?って聞かれて、うんとは言いにくいですが……
しかし、手に取る最近出た文庫はだいたい似たような内容ばっかりなんですよ。
恋愛もファンタジーもSFも……なんか、ぼろぼろですよ。僕からみたら。
可愛い挿絵にキャッチコピーのようなあらすじで、いかにも斬新で面白そうに書いてあっても、中身はほかと一緒。
絵本だって児童用と舐めてかかってる気がします。昔の絵本の方が、ちゃんと隅々まで考えられてていい作品が多かったように思えました。
短歌だって、もとは枕詞、掛詞、序詞などがあって深い深い意味があったり、2つの風景がある歌だってあるのに、僕が詠む歌や最近の現代短歌の歌はみんな言葉を並べているだけ。薄っぺらくて感動出来ない文学になっちゃったんですよね。
音楽も、昔流行った曲とそっくりの曲がでてきても、みんな「新曲だ! 新しい感覚の歌だ!」と言う人っていっぱいいたりする。だから、時代の最先端といわれている歌ほど、何年か前のそれもメジャーだった歌と似ている……そんなんがたくさんあってみんな気づかないんです。
これはファッションにも同じことが言えますよね。何十年代前のやつが流行ってたりとか。
なんでこんなことが起きてるんだろう……
なんでみんな気づかないんだろう……
と、考えてみました。同じようなことを書いている本も読みました。すると少しわかったような気がしたんです。
今の人達は低燃費主義だと思います。
だって、なんにも知らないんですもん。知ってても事実を教えてあげられないんですもん。
始まりは好奇心がなくなったことだと思います。
例えば、昔のレコードには付属してその歌手のことがたくさん書いていたそうです。
その歌手の生い立ち、好きな歌手、尊敬している人とかいろいろ書いてあったと父に聞きました。そして、それを読んで「へぇ」と思って、その歌手の尊敬している人の歌を聞いてみたりする。そうするだけで、というかそれを繰り返してゆくとだいたいの音楽(洋楽も)は聞けてしまうと思います。すると、新しくできた曲もいいものかそうでないものかの判断がつくようになるそうです。
だけど、最近の人はしない。また判断もしようとすらしない。判断がつかないと、ただ、流れてくる音楽に感心して周りと一緒に喜ぶしかなくなると……思いません? これって判断がつく人から見ると物凄いかっこわるいというか無知というかなんですって。自分はまだ、半分ぐらい判断がつかない人間ですのでわかりませんが。
それに、もし、判断がついたとしても、キャッキャ喜んで終わるだけのものに友だちが反応してたら、今の僕にはどうすることもできないのです。いくら説明しても「私はこれが好きだから別にあんたには関係ないでしょ。そんなの人の自由でしょ」と言われて落ち込む。
関係ないことはない。だって友だちに喜んで終わるだけよりも、もっといいものに触れて欲しい。それに、一緒に感動したい。
自由だって、こっちの意見はどうなるの? 僕も自由なはずだから、君に他のものを勧めることができるという自由は存在しないのかい?
でも、「私はこれが好きだから別にあんたには関係ないでしょ。そんなの人の自由でしょ」と言われると、なかなか言えなくなるもんなんですよ。相手が多数決をしたら、みんなその意見が楽だし自分も使うから負けちゃうしね。
そうすると、やっぱり、知らない人ばっかり増えて、知ってる人までも、人間関係のせいで言えなくなっちゃうんですよね。
知らない人ばかり増えると、それを商品にするひと(歌手や作家)も似たような作品をだしても年代と流行の流れを知っていれば、多少はヒットする商品は簡単に作れる。
だれでも簡単に商品が作れちゃったら、みんな作れることになるから、大量に似たものができてしまう。そうするとその中にいいものがあっても、埋もれてしまってだれもわからなくなる。
ちょっとヤバい悪循環で文学はもう、腐ってきてそうに思ってしまうんですよ。
いや、いいところもいっぱいあるし、コピーしないかぎり、文のリズムやらなんやらが作品一つ一つ違うのはわかりますよ。でも、もう、終わったんじゃないか? って最近感じるんです。
暗そうな話題ですみません。だってそうなんですもん。
ちなみにいうと音楽もですよ。
こんなん書いたらブーイングされそうですが、思っちゃうので、ごめんなさい。
最近、たくさん小説がでまわったりして、表紙も可愛く華やかになってきていますよね。
それで、本が売れるなら作家なら誰でもしたいでしょう。
ジャケ買い狙いも作戦としては悪くないと思います。でも、中身がないと意味が無いと僕は思うんですよね。
最近の小説、絵本、短歌、音楽は中身が薄くなってきているように思えるのです。
僕も、そんなにいい作品をのこしているのか?って聞かれて、うんとは言いにくいですが……
しかし、手に取る最近出た文庫はだいたい似たような内容ばっかりなんですよ。
恋愛もファンタジーもSFも……なんか、ぼろぼろですよ。僕からみたら。
可愛い挿絵にキャッチコピーのようなあらすじで、いかにも斬新で面白そうに書いてあっても、中身はほかと一緒。
絵本だって児童用と舐めてかかってる気がします。昔の絵本の方が、ちゃんと隅々まで考えられてていい作品が多かったように思えました。
短歌だって、もとは枕詞、掛詞、序詞などがあって深い深い意味があったり、2つの風景がある歌だってあるのに、僕が詠む歌や最近の現代短歌の歌はみんな言葉を並べているだけ。薄っぺらくて感動出来ない文学になっちゃったんですよね。
音楽も、昔流行った曲とそっくりの曲がでてきても、みんな「新曲だ! 新しい感覚の歌だ!」と言う人っていっぱいいたりする。だから、時代の最先端といわれている歌ほど、何年か前のそれもメジャーだった歌と似ている……そんなんがたくさんあってみんな気づかないんです。
これはファッションにも同じことが言えますよね。何十年代前のやつが流行ってたりとか。
なんでこんなことが起きてるんだろう……
なんでみんな気づかないんだろう……
と、考えてみました。同じようなことを書いている本も読みました。すると少しわかったような気がしたんです。
今の人達は低燃費主義だと思います。
だって、なんにも知らないんですもん。知ってても事実を教えてあげられないんですもん。
始まりは好奇心がなくなったことだと思います。
例えば、昔のレコードには付属してその歌手のことがたくさん書いていたそうです。
その歌手の生い立ち、好きな歌手、尊敬している人とかいろいろ書いてあったと父に聞きました。そして、それを読んで「へぇ」と思って、その歌手の尊敬している人の歌を聞いてみたりする。そうするだけで、というかそれを繰り返してゆくとだいたいの音楽(洋楽も)は聞けてしまうと思います。すると、新しくできた曲もいいものかそうでないものかの判断がつくようになるそうです。
だけど、最近の人はしない。また判断もしようとすらしない。判断がつかないと、ただ、流れてくる音楽に感心して周りと一緒に喜ぶしかなくなると……思いません? これって判断がつく人から見ると物凄いかっこわるいというか無知というかなんですって。自分はまだ、半分ぐらい判断がつかない人間ですのでわかりませんが。
それに、もし、判断がついたとしても、キャッキャ喜んで終わるだけのものに友だちが反応してたら、今の僕にはどうすることもできないのです。いくら説明しても「私はこれが好きだから別にあんたには関係ないでしょ。そんなの人の自由でしょ」と言われて落ち込む。
関係ないことはない。だって友だちに喜んで終わるだけよりも、もっといいものに触れて欲しい。それに、一緒に感動したい。
自由だって、こっちの意見はどうなるの? 僕も自由なはずだから、君に他のものを勧めることができるという自由は存在しないのかい?
でも、「私はこれが好きだから別にあんたには関係ないでしょ。そんなの人の自由でしょ」と言われると、なかなか言えなくなるもんなんですよ。相手が多数決をしたら、みんなその意見が楽だし自分も使うから負けちゃうしね。
そうすると、やっぱり、知らない人ばっかり増えて、知ってる人までも、人間関係のせいで言えなくなっちゃうんですよね。
知らない人ばかり増えると、それを商品にするひと(歌手や作家)も似たような作品をだしても年代と流行の流れを知っていれば、多少はヒットする商品は簡単に作れる。
だれでも簡単に商品が作れちゃったら、みんな作れることになるから、大量に似たものができてしまう。そうするとその中にいいものがあっても、埋もれてしまってだれもわからなくなる。
ちょっとヤバい悪循環で文学はもう、腐ってきてそうに思ってしまうんですよ。
いや、いいところもいっぱいあるし、コピーしないかぎり、文のリズムやらなんやらが作品一つ一つ違うのはわかりますよ。でも、もう、終わったんじゃないか? って最近感じるんです。
初めまして! 荊(いばら)です。
友達に教えてもらい、来てみました。
更新しているブログは、全部見ました。
特に『クラウン中学生』は、いいお話でした!
また、こうやってコメントを書くかもしれませんが、
よろしくお願いしますね☆☆
by 荊 (2009-12-28 14:36)
荊さんコメントありがとうございます^^
友だちさんがここ見ててくれたんですか?
めっちゃくちゃ感激しております。
クラウン中学生はキャスフィの方では修正版で「ピエロの放浪」になっているので、先に読みたいときはそっちにいってみてください^^
こっちの更新はカメよりおそいので……
こちらこそ、ぜひよろしく御願いします^^
by ビックニャンコ☆ (2009-12-29 10:37)
お初です^^
キャスフィからとんできました!!(喋った事はないけどw)
で、この記事の個人的な感想を勝手ながら言わせていただきます。
確かに最近は中身の薄い音楽(ジャニ系とか)が多いような気もします。
しかし、その中で私が見つけたのは『RADWIMPS』というバンドです。
知名度は低いですが実力派バンドで私は詩がすごく気に入っています。
ほんとに個人的な意見で申し訳ないのですが一度聞いてみては
どうでしょうか?
(ちなみに『RADWIMPS』は一曲ずつメロディーや詩が全く違うので
色々聞いてみると非常に楽しいです)
ホントに個人的な意見で気分を害されたやもしれません。
しかし、RADを気に入ってくださったならばそれはすごく光栄です。
by ゆずき (2009-12-29 11:18)
ゆずきさん初めまして^^
コメントありがとうございます。
そして個人的な意見もありがたく貰います^^
中身の薄く感じるのも厚く感じるのも人によります。
ですが、ちょっと勉強すれば、最近の歌は二番煎じばかりに聞こえる ようになってしまうんですよね。本文の表現がとても悪いのですが、薄い濃いより「過去の曲を温めただけ」みたいな曲ばかりということを書きたかったのです。まぁ、薄いのもたくさんあるとも思いますが(笑)
『RADWIMPS』というバンド、youtubeで聞いてみました^^
僕的にはどうにも言えないんですが(好みの問題で)、ゆずきさんがお好きならそれはそれでいいと思いますよ。
僕もマイナーで実力派バンドで好きなのがいくつかあります。
でも、そのバンドの音楽も昔流行った曲と似た曲もあるし、別になんとも珍しくない曲もたくさんあります。
僕が最近の音楽について否定するところはたくさんありますが「古い曲や有名だった曲に似ていても聞き手自身が知らなければそれは“新しい曲”として世の中に踊り狂い、そして古い曲を否定する」ところです。
似たようなこと長々と書いてすみません(汗)
RADWIMPSさんはあんまりタイプではなかったですが、こういう感じの歌が好きな友だちがいるので勧めてみようと思います^^
ありがとうございます^^
by ビックニャンコ☆ (2009-12-29 13:24)
ビッグニャンコ☆さんの意志を読み取れず申し訳ないですm(_ _)m
それとRADWIMPS聞いてくださってありがとうございます。
ちなみに私が動画を見るときは『Fooooo』という動画サイトを使っています。
機会があれば是非どうぞ^^
これからも頑張って下さい
頑張れビーム(@・`ω・)v・・・...…━━━☆
長文乱文失礼しました^^
by ゆずき (2009-12-29 15:03)
おひさです!
キャスフィの方に、先程行って来ましたー。(遅っ)
如月さんって、中学2年生なんですね!
ブログをみている限りでは、思えないです!!
ここで言うのも変ですけど、私も中学2年生なんです。
出身も、如月さんと同じ大阪です。
もしかしたら、近くでお会いするかも・・・なとこです。
関西弁は、文にするときほとんど出ないので、
敬語かつ標準語でいきます。
ではでは、またお邪魔する(かも)と思いますので。
ここらで、失礼しまーーす。
by 荊 (2009-12-30 22:17)
ゆずきさん>
いえいえ、こっちの書き方も悪かったです。
今年もがんばって行きたいと思います^^
by ビックニャンコ☆ (2010-01-01 11:38)
荊さん>
見えないですか? なんででしょう?
荊さんも大阪なんですね。ちなみに僕は大阪市です。
関西弁は短歌板のあるところしか使ってないのでお互い様です^^
今年もよろしくお願いします^^
by ビックニャンコ☆ (2010-01-01 11:41)